リウマチ膠原病とは

本来は細菌やウイルス、癌細胞などの外敵や異常細胞を攻撃するはずの免疫が何らかの原因によって異常をきたし、本来の攻撃対象とならない自己の正常細胞を攻撃してしまうことにより生じると考えられています。

リウマチ膠原病の治療

主にステロイド剤、免疫抑制剤などを用いて、自己(自分の細胞)に対する免疫細胞や抗体による免疫反応を防ぎます。

一方、強皮症(SSc), 混合性結合組織病(MCTD)、シェーグレン症候群については、合併症がない場合にはステロイド剤、免疫抑制剤の投与を行わないことが多いです。

関節リウマチについては、可能であれば生物学的製剤の投与を行い、第一選択薬に推奨されているリウマトレックスの投与による加療を行います。また、他の抗リウマチ薬も併用していくことにより関節変形などを抑え、合併症を起こさないようにすることが重要になります。

リウマチ膠原病疾患の特徴

・関節炎などによる関節痛、関節腫脹などがある。

・免疫の異常が見られる。

・はっきりとした遺伝性がない。

・伝染病では無い。

・悪性腫瘍の病気では無い。

・抗生物質が効かない。

・副腎皮質ホルモンは効果がある。(ステロイド薬)

 

リウマチ膠原病と鑑別するべき疾患

ウイルス感染症(サイトメガロウイルス、EBウイルス、エイズウイルスなど)

悪性腫瘍(癌)、内分泌異常(甲状腺疾患など)、細菌感染症、変形性関節症

リウマチ膠原病疾患の種類

〇関節リウマチ(RA)

〇全身性エリテマトーデス(SLE)

〇全身性強皮症(SSc)

〇混合性結合組織病(MCTD)

〇皮膚筋炎(DM)・多発性筋炎(PM)

〇シェーグレン症候群(SjS)

〇ベーチェット病

〇成人発症スティル病

〇リウマチ性多発筋痛症(PMR)

◯線維筋痛症(FM)

〇ANCA関連血管炎

〇大動脈炎症候群(高 安 病)